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妊婦が飲める風邪薬? [特集]
風邪薬、その他薬剤含めて、体内の化学物質は生理学的に子宮内の羊水や胎児に排出されるため、濃縮され蓄積する傾向にあります。そのため母体の中の薬効成分は血液の循環を通じて、体の小さい胎児に奇形を誘発するような大きな影響を及ぼす恐れがあります。よほど重篤な症状がある場合を除いて、妊娠中は処方薬、一般薬共に服用はさけたほうが無難です。少なくとも、長期にわたっての服用の継続は避けてください。
「それでも、どうしても…。」という場合は以下の風邪薬にとどめておきましょう。
葛根湯(かっこんとう)
生薬を配合した漢方薬ではありますが、いくつかの国では既に禁止され、スポーツなどのドーピング検査の検査対象物質であるエフェドリンを含む生薬の麻黄も成分のひとつとしているため、なるべく避けたほうが無難です。それとは知らない医者から処方されることもあるようですが…。
銀翹散(ぎんぎょうさん)
風邪の頭痛、のどの痛み、熱を鎮める効果のある漢方薬です。上気道の炎症を抑えて、抗菌作用などの成分をもつ、いくつかの生薬の配合ですが、副作用の影響が及びにくいもののみであるのが特徴です。
かぜの初期に服用するとよいようです。悪寒が強いときは服用を控えてください。
銀翹散エキス顆粒Aクラシエ
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顆粒タイプの飲み薬です。
銀翹解毒丸(ぎんぎょうげどくがん)
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錠剤タイプの飲み薬です。
銀翹解毒散エキス細粒
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